ここでは、技術者としての心掛けやこれからプロフェッショナルを目指す新入社員に向けての
教育方針の一部をご紹介します。
1.技術に対して貪欲に
技術者としてのプロフェッショナルを目指し、
3年間で一人前になれるよう教育をします。
必要に応じ、書籍やwebでの知識習得を貪欲に行い、
更に実践的な技術の向上へと昇華します。
実際に図面を引き、疑問に感じたことをすぐに身近の専門家に確認できる、
これが意匠・構造・設備の全てを執り行う弊社だからこそ可能な大きな強みです。
社内でそれぞれの専門家が近い距離間で存在していることによる相乗効果で
一つのプロジェクトに対しても様々な視点からのアプローチが可能になります。
2.常に改善の意識をもつ
下記の4原則”ECRS”を常に意識し、各設計部門がそれぞれの専門性を活かして協力・調整することで業務の効率化と品質の向上を図ります。
C(Combine) :一緒にできないか
R(Re-order) :順番を変えることができないか
S(Simplify) :単純化できないか
3.人間性の向上
弊社では、社会的責任としての人材育成を行っております。
技術力の向上のみでは自分本位の行動となり、相手の信頼を得ることは出来ません。
「相手の為を想い、行動すること」を第一の目的と考え、
下記の2項目を日頃の習慣に取り入れることで
業務の改善と共に人間性の向上を目指します。
①小さな約束を守る
約束を守ることは人として大切なことです。
大きな金額の掛かった契約やその人の一生を揺るがすような約束なら尚更、
誰もが守ろうと努力することでしょう。
しかし、それに反して小さな約束を反故にしてしまう人がいます。
ちょっとした弾みで口から出た調子の良い言葉や、
その場を和ませる為についた軽い冗談のつもりの言葉、
そのような言葉で軽率に他人を傷つけてしまうことがあります。
口約束であったとしても、小さな約束を守れる人間こそ、
信用に足る人物であると言えるでしょう。
②配慮はするが遠慮はしない
新人の頃は特に、忙しい上司や先輩に気を遣って
うまく相談を持ち掛けられないというようなことがあります。
しかし、遠慮と配慮とは明確に違います。
「慮」とは人の思いや考えのことを表します。
「遠慮」とはその思いや考えを遠ざけること、
つまり自らの言動を控えたり慎んだりするという意味です。
対して「配慮」とは、その思いや考えを配ること、
つまり他者に対する心配りや気遣いをするという意味なのです。
他者に対する配慮は必要ですが、
先にも述べた通り、弊社は技術に対して貪欲になることを
モットーとして掲げております。
他者に遠慮して自らの成長の機会を遠ざけてしまうことは、
決して配慮の行き届いた行動とは言えません。
お互いの成長の為にも、技術や知識に関する遠慮はなるべく排除することを心掛け、
貪欲にプロフェッショナルを目指しましょう。