建物のコンクリートに生じたひび割れや変状の劣化調査を行い、ご要望に応じて維持管理に関する対策を提案します。
また、第三者調査機関で、鉄筋かぶり深さ・配筋位置やコンクリート強度等の検査を行い、報告書にまとめます。
- コンクリートコア抜き調査
- コンクリート構造物から、直径75~100φ、長さ10~20cm程度のコアを採取し、コンクリートの圧縮強度、中性化試験等を実施します。コアの採取にあたっては予め超音波等により鉄筋位置を探査し、鉄筋を傷つけないよう注意します。
- 目視調査
- コンクリート表面に生じた劣化状況や構造物全体の変形状況、周辺の環境状況を目視観察や簡易な器具を用いてコンクリートの状態を把握します。
- 打診調査
- コンクリート表面をハンマーで打撃し、その音質により、表面近傍の浮き、剥離空洞の有無を調査します。
- 配筋探査調査
- 電磁誘導法及び電磁波レーダー法により、コンクリート内部の配筋の本数、径、かぶり深さ等を非破壊で探査します。
- はつり調査
- 鉄筋の腐食度等は非破壊では正確に調査できないため、はつり出して目視確認を行います。併せて、径・かぶり深さ等についても非破壊探査調査の結果と照合します。
- リバウンドハンマー調査
- リバウンドハンマー(シュミットハンマー)を用いて、非破壊でコンクリート強度を測定します。モルタル等の被覆がある場合は予め除去した上でコンクリート平滑面を出す必要があるため、コンクリートコア抜き調査よりも手間暇を要する場合があります。
- ひび割れ深さ・幅調査
- 直角回折波法等により、非破壊でひび割れの深さを測定します。仕上げで隠れているひび割れは測定できないため、予めコンクリート面やモルタル面を露出させる必要があります。ひび割れの幅は、クラックスケール等で測定します。
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